社長のブログ③ 自叙伝を描くという事の重要性

弊社、株式会社EGG BOOKSが一番おススメしているサービスに「自叙伝漫画」というものがあります。
今回は漫画自叙伝も含め、もっと大きく「自叙伝」の価値について書かせて頂こうと思います。

人は死んでも名前は残る

「牛や馬は一頭、鳥は一羽、魚は一尾と数えます。なぜだか知っていますか?」
今日見たYOUTUBEのショート動画にそのようなものがありました。
その動画ではその答えを
「実は動物の数え方は死んだ後に何が残るかで決まる」
と答えて、続けて
「では人は?」
「人は一名だ。人間は死んでも名前は残るんだ」
という所からこの動画は始まります。
”引用:恩【音】に生きるチャンネル「21歳特攻隊兵士が残された後輩兵士に言った「深すぎる」最後の質問」より”

名前とは生まれてすぐに親が決めてくれた自分を示す記号です。
物理的には戸籍等で長く残ります。
ただし、上の話に出て来た「名」とは、家族や友人はあなたの名前を見るだけで死後もあなたに思いをはせ、笑い、懐かしがってくれる事自体を指しているのではないでしょうか。つまり残るものである「名」とはあなたがどう生きて来たかという人生そのものだと思います。

あなたの人生「名」は隣や近くにいる人々の心の中に残ります。それだけでも素晴らしい事です!しかし、次のような場合、あなたはこのままで十分ですか?

・死後、我が子が人生に迷い「父さん(母さん)が生きていれば今、話をしたい」と思っている時。
・世界のどこかであなたと同じような思いで頑張っている誰かがいるのにあなたがその事を知らなかった時。

そんな時、一言声を掛けてあげたくないですか?「がんばれ!」という思いだけでも伝えたくはないですか?
自叙伝とは自分が応援したい人へ残す、または届ける手段だと感じます。

自叙伝の効果は大きい

こんな人に自叙伝を描いてほしいと思いませんか?
例えばお笑い芸人さん、タレントさん、インフルエンサーさん等はいつも僕らを笑わせてくれて、僕らは彼ら(彼女ら)の言葉から明日も生きる活力をもらっていたりします。しかし彼らは私達の見えない所で歯を食いしばり、沢山の努力をしていたりします。時々彼らはエッセイ本や自伝の様なものを出して等身大の彼らを表現してくれたりします。その本を読む前はあまり好きではなかったタレントさんの本心を本で読んでそれ以降好きになってしまう事がありますね!

「名」には残せない、大切に思っている事がある

死んだ友人の事をその共通の友人と語る時、私達はまずは「こんな事があったね」と死んだ友人の可愛かった行動の話をします。そしてその後「あの時○○(死んだ友人)は実はこう思ってたんだと思うよ」と死んだ友人の本性を推察します。こういう時に上手い冗談やあまりに真実味のある考察には大笑いしたりします。でも、死んだ友人は話す事は出来ないので実際の思いはもうわからないのです。
しかし、死んだ友人が自叙伝を残していたらどうでしょうか?死んだ友人の色々な経験、考え方、判断が生きてる時には聞いた事が無かった位まとまった形でそこにあるのです。死んだ人間がまるで生き返ったように生きている人々に語り掛ける事が出来るのです。

まとめ

どうでしょうか?これが我々が考える一般的な自叙伝の制作目的になるものではないかなという考え方です。
先程も書いたように「応援したい」という気持ちで制作したり、「死してなお俺は皆の中にいきいきと生き続けるんだ!」という思いでも制作する面白さはあると思います!
何より、一人の人生で練り上げた価値観を多くの人に見てもらえる形にするのは、その人生が普通であれ、特別であれ、間違っているのであれ、大馬鹿であれ、人類にとって大変有意義なものであると私達は考えています。あなたが自分の何を残したいか?何を知ってほしいか?それを選び、形にできるのが自叙伝のいい所です。

最後に

我々の社名「EGG BOOKS」というのは「自叙伝漫画を制作したい」という思いから付けたものです。EGG・・・すなわち「卵」とは開けたら中から生き物が出てくるというイメージから、EGG BOOKS・・・つまり卵の本を開くと中から自叙伝に描かれた人物がいきいきと飛び出してくるイメージです。
「文字の自叙伝はもらっても読まない」と何人かに聞きました。「だったらいっそ自叙伝を面白そうで手に取りたくなるような漫画にして強引にでも興味持たせてやる!!」そのように他人の人生に土足で入り込んで応援したいと思うような剛腕な優しさを持つ方にお客様になっていただければ嬉しく思います!

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