社長のブログ① 漫画制作する魅力とは一体何?

子供だって社長だって面白い漫画なら勝手に手に取ってくれる

「漫画はバカが読む」
「漫画を読むとバカになる」

昭和の40年代頃までは漫画はそう言われていました。
それらの言葉はすでに死語となっていますが、今の感覚で解釈するとまた違った意味に見えてきます。
漫画は世界で最も人気のあるエンターテイメントの一つですのでバカだろうが天才だろうが読みますし、漫画の前では皆笑顔でそれこそバカになって楽しみます。
「漫画はバカが読む」
「漫画を読むとバカになる」
とは実はエンターテイメントである漫画を最高に褒めたたえた言葉なのかもしれません。

さて、この文章では少年漫画雑誌・少女漫画雑誌に代表される雑誌出版社が出版する「商業漫画」ではなく、「広告漫画・自己紹介漫画・会社紹介漫画」などクライアントによる依頼から漫画制作が始まる「注文漫画」の魅力をお伝えしたいと思います。広告漫画・自己紹介漫画・会社紹介漫画など仕事の要(かなめ)というべき部分になぜ漫画が使われているのでしょうか?

話を勧める前に前提条件を付けさせてください

以降の文章の注文漫画は「面白いもの」とさせてください。条件はそれだけでいいです。少年漫画雑誌で毎週ワクワク心待ちにしたあの漫画達のように、これからお話しする注文漫画は面白いものとします。先に言っておきますが、注文漫画でも面白いものにする事は可能です。

パンフレットとは違い興味が無い人でも読んでくれる

面白そうな漫画なら何も言わなくても読んでくれる人は多いです。私は幼い頃漫画の単行本一冊買える金額を握りしめ本屋さんで何時間もどの本を買うべきか悩んでいました。前情報無しに表紙だけ見てです(笑)表紙だけでもその漫画がどんな世界を見せてくれるのか楽しみで!本屋の漫画コーナーにおいても遜色のない面白そうな漫画ならあなたの事や仕事に興味の無い人でも手に取って、読み終わる頃にはあなたのファンになっているはずです。

読み飛ばしが少ない・離脱率が低い

これは漫画の特徴なのですが読み飛ばす(ページを読まずに先に行く)読者は極めて少ないです。また、区切りまで読む前に読むのを辞めてしまう人も少ないです。それには色々と漫画の構造などで説明ができるのですがとりあえずはそういう物だと思ってください。あなたは面白いと思った漫画でわざと途中を読まずに最後を読むなんてことした事はないですよね?そういう事です。

読者は主人公の思いに共感する

バスケットボールの漫画を読んでバスケットボールがやってみたくなった数分後、宇宙飛行士の漫画を読んで宇宙飛行士になりたくなる・・・恋愛漫画を読んで恋がしたくなる。など漫画を読むと主人公に共感してしまいますよね!自分が主人公の様になりたいとまで思わなくても「この主人公の考え方カッコいいな」位はよく感じますよね!実はそれ自体が漫画家の実力です!読者を漫画の世界に引きずり込み疑似体験をさせます。漫画になったあなたの体験・考えは多くの人に共感をもたらします。

どうでしょうか?あなたの物語を最高のエンターテイメントにできれば世の中が変わる感覚を味わっていただけたのではないでしょうか?手塚治虫の鉄腕アトムのおかげで世界で日本人だけロボットの中に人間性を求めるようになりました。キャプテン翼やスラムダンクでそれぞれのスポーツの面白さを知りました。あなたの伝えたい事、知ってほしい事。沢山の読者があなたの物語を疑似体験する・・・「私の事を知ってもらえたらきっと多くの方の役に立てる!」そう思った方々が「注文漫画」を制作しているのです。